パイプライン
工事業務PIPELINE CONSTRUCTION

工事業務パイプラインに活きる先端技術

01. 大地震にも耐える強靭な材料

パイプラインには、内圧・外圧に耐え、曲げや衝撃に強い弾力性に富んだ高張力鋼管を採用しています。大地震にも耐えうる強度を持つよう設計されており、これまで新潟県中越地震や東日本大震災などの大地震においてもその耐震性を発揮しています。

02.パイプラインを腐食から守る防食技術

腐食防止については、埋設されるパイプラインの外面に腐食が生じないような塗覆装を施し、さらに外部電源法による電気防食を行っています。外部電源法は、地中に設置された電極を通じて外部電源から防食電流を供給するもので、信頼性が高く保守管理の容易な、長距離・大規模のパイプラインに適した防食方法です。これにより、一度埋設したパイプラインは自然腐食から守られ、耐久年数を半永久的なものとしています。

鋼管構造図
外部電源法

03.パイプライン敷設工事

パイプラインの敷設にあたっては、設備環境、経済性、工期、施工性、維持管理性等を考慮した詳細設計を行い、敷設位置を決定します。埋設された鋼管は全て溶接接合し、溶接部の非破壊検査(放射線透過試験)を実施するとともに、敷設が完了した段階で耐圧・気密試験を実施し、パイプラインシステム全体の品質確認に万全を期しています。

パイプライン敷設工事
非破壊検査
パイプライン溶接作業